今年はいつもより早く寒くなったような気がする。
高齢なワン達が今までより寒がるのからかもしれないが、やけに寒さが気になる。
考えてみれば、窓はほとんどシングル窓だ。
そのせいか、ガラスから冷気がしんしんと放射されてくる。
朝カーテンを開けるとガラスにはびっしょりと結露の水滴。
そこで、ネットで見つけた「ポリカ中空ボード」をガラスの代わりに使用し二重窓を作り、気になる窓へ付けてみた。「付けてみた」と云ってもそんな簡単ではなく、しっかりと木で枠を作り、中空ボードの透明(スリガラスのような見え方)なものをはめ込み、押し縁で抑えて既存窓の内側の上下にレールを作りはめ込んだ。
木製枠のガラス窓と同じつくりで、ガラスの代わりにポリカ中空ボードをはめ込んだもの。
木の窓枠作りも大変だったが、中空ボードの加工が結構大変だった。
たんにカッターで切るだけだが、定規を当て何度も何度も切り込むけれど時々ずれてしまう。切れ目がきれいにならない。ちょっと苦労したけど端の細かいところは押し縁で隠れてしまうからまあ良しとする。
目的の大きさに切ったら、両面のカバー(透明シール)をはがして窓枠に入れ押し縁をあて木ねじで止める。専用の縁カバー(?)も買っておいたが、なんともはめ込みにくく断念。
押し縁だけで抑えて良しとした。
それでも結構バッチリ出来た。何といっても素人作りの割に断熱効果は抜群。あまりの違いに作った自分でも驚嘆。
自分たちの寝室の窓、天窓、ワン達の部屋の窓、天窓とせっせと作りはめ込んだ。
費用は木材(2000円)と中空ボード(4枚で8000円)で合計10、000円。製作には1週間はかかったが、あまりの効果にそれはそれは満足でした。
細かく見ると失敗は多いんけど、プロじゃないし断熱効果は抜群だし満足満足。
寝室の天窓は、ベッドに寝ながら星や月を眺めるのが楽しみだったので、半分は5ミリ厚の透明ガラスで区分け、これで以前と同じ夜空を眺められる。
ワン達の部屋の天窓そのすぐ下は棚がつくってあって数個の植木鉢にレタスやワサビ菜などを栽培している。冬はその天窓のガラスからものすごい冷気が野菜にあたり駄目になってしまうので、この断熱二重窓はきっと効果抜群だろうと思う。
下で寝ているワン達もエアコンの暖房の効きが良くなり寒い思いをしなくて済む。
満足満足。